弘前市周辺の狛犬(4)

胸肩神社(南津軽郡尾上町猿賀)

 猿賀神社の周辺は大きな公演になっていて、貸しボートがあったり遊具があったり、なかなかよいデートスポットかもしれません。
 猿賀神社の隣にある胸肩神社は、池の中の浮島にある神社ですが、そこへ渡る太鼓橋の入り口にこの狛犬がいました。文句なく、この公園内でいちばん素晴らしい狛犬ですね。
胸肩神社吽 胸肩神社 阿
いくら胸肩神社だからって、この胸と肩の位置は変だろ、と突っ込みたくなるフォルム。しかし、この狛犬、見れば見るほど味が出てきます。見る方向によって、様々なシルエットになるんです。
 斜め後ろから見ると幅広に見えて、真横から見るとスリムに見えて……。表情も実にいろいろ変化します。
胸肩神社のあ
真横から見るとこんな感じです。これはこれでまとまっていますかね。
 この狛犬、建立は安政3年で、古さという点でもこの猿賀公園の中でいちばん古いのですね。昭和34年に「大曲部落一同補修」と記されています。
■Data:胸肩神社(青森県南津軽郡尾上町猿賀):
ο建立年月・安政3(1856)年8月15日。ο石工・弘前住 石工善太郎。ο願主・大曲村 佐五兵衛
ο撮影年月日・01年9月21日。


 で、この胸肩神社から池沿いに奥へ行くと、水天宮があります。ここの竜神の彫り物はなかなかでした。
水天宮のヘビ

竜神というより、蛇そのものですね。蛇神。しかもどうやら夫婦蛇。


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