新潟市内の狛犬(1)

■白山神社


 新潟市内の狛犬は、まこさんが全踏破に挑戦中ですので、そちらにお任せします。いちばん大きな白山神社(市役所の前)と、お気に入りの湊稲荷だけご紹介するにとどめます。
 白山神社には3対の狛犬がいますが、いちばん古く、大きいのがこれ。宝暦・天明の頃に出雲で作られたものが、昭和10年に移築されたという解説があります。
 典型的な出雲構え獅子で、材質も壊れやすい砂岩質。市内にはこのコピーのような構え獅子があちこちで見られます。




■Data:白山神社(新潟県新潟市一番堀通町)ο建立年・宝暦・天明(1700年代半ば)の頃(伝)。ο石工・不明。ο昭和10年9月に出雲より移築。ο撮影年月・97年8月9日。

 ちなみに下の狛犬は、安田神社の狛犬です。そっくりですね。
■Data:安田神社(新潟県柏崎市安田)ο建立年・大正3(1914)年9月。ο石工・田代彦七。ο撮影年月・97年8月14日。

 新潟市内の金比羅神社にも、壊れかけた砂岩質の構え獅子がいます。建立年は明治42年。これもまったく同じタイプのものですが、安田神社にしてもこの金比羅神社にしても、白山神社の大きな狛犬が移築された昭和10年より前に造られているわけで、やはり、このタイプの狛犬はかなり古くから北前船に乗って運ばれてきたようです。

■Data:金比羅(新潟県新潟市北多門町)ο建立年・明治42年。ο撮影年月・97年8月9日。



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