市区町村コード(必須。5桁数字) | 02341 | 神社コード(必須。新郵便番号+2桁数字) | 036-134101 | 狛犬の有無と数(必須。2桁数字。いない場合は00。1対の場合は01) | 01 | 狛犬番地(神社コード+狛犬の番号。番号は基本的に一の鳥居側から。必ず2桁表記。1対しかいない場合は01となる。狛犬がいない場合は空白) | 036-13410101 |
住所(必須。郵便番号は省き、必ず県名から入れる。詳細不明な場合でも、必ず県名は入れる。まったく忘れた場合は「不明」と入れる) | 青森県中津軽郡岩木町宮地 |
神社名(必須。後ろに識別用として町名などを入れる場合は全角括弧で。同一神社は表記を統一) | 羽黒神社(岩木町) |
建立年月日(和暦。年号数字は算用数字半角) | 明治20年6月2日 |
建立年の西暦(半角数字。999年以前は頭に0をつける) | 1888 |
石工 | 山内三次郎 |
寄進など | 宮地村若社中 三上藤吉・宇三郎 他3名 |
素材 | 石 |
大きさ(極小、小、中、大、特大の5つ。区分けなどは前回のデータベース化計画参照) | 中 |
記録年月日(年号は西暦下2桁) | 97/7/19 |
分類 | オリジナル? |
一言コメント | 八幡宮参道前の「犬顔」狛犬と同一作者。どちらも非常にユニーク。作家系のはしりか? |
記録者 | 鐸木能光 |
3ケタ目が1なら東京都23区および政令指定都市
2なら市
3以上は郡か町か村
新郵便番号と市区町村コードを一覧できるCSVファイルをご希望の方は、たくきまで連絡を。
市区町村コード | 02341 ↑すでに説明しましたように、このコードでソートするのがいちばん美しい結果が得られるように思います。 |
神社コード | 036-134101 新郵便番号に二桁数字を01から加えていきます。同一郵便番号地域内に複数の神社がある場合は、住所の若い順(あるいは郵便番号簿に記載されている地域名の若い順)に01、02、03……と振ります。 ●神社以外の場合、寺は50から、その他(路上や山頂など)は80から……。 |
神社名 | 羽黒神社(岩木町) ↑神社の名前は狭いエリアに同じものが複数存在することが多いので、紛らわしい場合はこのように括弧を使って町名を入れるなどして区別できるようにします。また、神社ではない場所に狛犬がいる場合も多々ありますが、その場合は、「○○山頂」とか、「○○町▲丁目路地脇」などと、分かりやすく簡潔に表記します。お寺の場合はもちろん寺院の名前がここに入ります。 |
狛犬番地 | 036-13410101 ↑狛犬さんのいる場所のコードです。神社番号の末尾にさらに2桁加えた11桁になります。末尾の番号は原則として一の鳥居側から順番に振ります。1対しかいない場合は01を加えます。 狛犬が参道入口にいて、それが山の麓にある(極端な例としては神社の本殿から数キロ離れている)場合なども、その参道が続いている先の神社に所属するものとし、神社番号に基づくものとします。神社と狛犬の場所が別の郵便番号になるような極端な場合は、住所欄には狛犬の所在地を記入し、終わりに( )付きで(神社とは別住所)などと書き込みます。 |
建立年月日 | 明治20年6月2日 ↑建立年月日は和暦で書き込みます。台座の銘がほぼ100パーセント和暦であることから、正確を期して和暦表示にします。また、「昭和の狛犬」「明治年間の狛犬」といった検索をかけたいときにも、和暦のほうが便利です。和暦は必ず2バイト文字×2で表されるので、最初の全角3文字分は検出で桁が揃います。数字は検索しやすいように算用数字(半角1バイト文字)に直します。また、一桁年号は「明治01年」というようにして桁数を揃えます。「元年」とあるものは「01年」に直します。月日以下はそれほど重要ではないので、逆に辰巳など、台座に刻まれているままを記したほうが、個別の検証に役立つと思われます。 ○月吉日などという表記のものについても、そのまま書いてもいいですし、月だけでもOKです。「旧8月15日」などと書いてあるものもありますが、これもそのまま書いてOK。要するに「年」以下の検索は諦めて、個別の検証に生かします。 |
建立年(西暦) | 1888 ↑建立年月日の西暦表示ですが、西暦と和暦では月によって年号がずれる場合があり、正確なデータにはなりにくいので、あくまでも目安です。数字は検索しやすいように算用数字(半角1バイト文字)で記入し、「年」は省略します。 |
石工 | 山内三次郎 ↑石工名は必ずしもその狛犬を刻んだ石工ではなく、石屋の親方の名前であることも多いようです。そうしたケースを推測するためにも、この欄はなるべく書いてあるままに記録してください。「○○町 石工 山田寅吉」のように町名が入っていたり、「石工石佐」というような表記であったり、「山田寅吉作、石井松之助製作」のように分担が併記されているものなどさまざまですが、極力刻んである通りに記録します。 |
寄進など | 宮地村若社中 三上藤吉・宇三郎 他3名 ↑ここはあまりにも多すぎて書ききれない場合もあると思います。適当に省略しても仕方ないでしょう。寄進、願主、奉納、寄贈、などいろいろな表現で記されていますが、その文句を正確に記すかどうかは記録者に任せます。 |
素材 | 石 ↑冒頭を「石」、「陶」(器)、「木」、「セ」(メント)、「ブ」(ロンズ)で始めてください。 本当は「安山岩」「花崗岩」あるいは「小松石」など、正確に記したいのですが、石の専門家でも古くなって苔むした石の判定は難しいので、最悪の場合、単に「石」「陶器」「木彫り」などとしてもかまわないと思います。 明らかに種類が特定できるものも、「石(小松石)」「陶器(備前焼)」のように表記します(冒頭文字でヒットさせ、種類別の統計を取りやすいように)。 |
大きさ | 中 ↑もちろん正確に「高さ○センチ」などとしてもいいのですが、それは無理でしょうから、大まかに特大・大・中・小・極小の5つに分けてみました。大は高さが1メートルをはるかに超えるもの。中は50から1メートル程度。小は50センチ以下。一目見て、呆れるほどでかいものは「特大」、盗めそうなくらいΘ_Θ;ちいさいものは「極小」。 |
記録年月日 | 97/7/19 ↑その狛犬を撮影した(記録した)日を、半角数字と半角スラッシュで。これは西暦で。 |
分類 | オリジナル? ↑ここは非常に難しいと思います。いわゆる「円丈分類」でも、「江戸はじめ」「昭和」などはある程度分かりますが、それ以上はなかなか判別できないでしょうし、また、分類方法は個人によって差があってしかるべきだとも思います。とりあえずはご自分のやりかたでかまわないということにしないと、無理が出てきそうです。自分以外の研究者の分類法は、なんとなく推し量って想像するしかないですね。 基本的なものは順次、表記を統一していきたいと思っています。 |
一言コメント | 八幡宮参道前の「犬顔」狛犬と同一作者。どちらも非常にユニーク。作家系のはしりか? ↑印象やメモしておきたいことを短めに。なんでも結構。 |
記録者 | 鐸木能光 ↑最後に記録者の名前を入れます。 |
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