秩父オオカミ巡り6
釜山神社(1)
釜山神社は三峯神社の次にオオカミが多い神社で、現在6対います。
寄居町の風布(ふっぷ)という場所の山奥にあり、釜伏峠の近く。車で行くにしても結構面倒な場所です。
参道入り口から順番に紹介していきましょう。
最初にいるのはかなり大振りのオオカミ。台座には「征露記念」と刻まれていますから、日露戦争直後の建立でしょう。
ご覧の通り↑かなり高い場所に置かれています。
吽は右側から見たほうが牙が分かりやすいですね。
次は明治40年のオオカミ。これはかなりひょうきん族。
石工名として、新潟県刈羽郡高?村 矢代藤一という名前が刻まれています。石工所 関根茂作 秩父郡大菅町というのも並記されていますので、秩父の石材店が新潟の石工を招聘して彫らせたということでしょうか?
3対目は昭和51年建立。三峯神社正面鳥居前にいた首の長いタイプに似ていますね。
4対目はいちばん古そう。
ものすごくいい顔をしていますねえ。
吽は背中がたすき掛けに割れていました。
また、このオオカミは台座がなんだか不安定に見えますねえ。
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