札所No. | 神社名 | ふりがな | 住所 | 緯度経度 | 参照WEB | 建立年 | 建立年西暦 | 作者 | 寄進者等 | 大きさ | 形式 | 評価 | 一言コメント | 合わせて鑑賞すべし |
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001 | 八槻都都古和気神社 | やつきつつこわけ | 東白川郡棚倉町八槻 | 36.994457/140.392091 | ここ | 天保11年11月 | 1840 | 不明 | 大勢。世話人・流村新蔵 | 中 | ★★★★★ | 素晴らしい個性派狛犬。高遠石工の留蔵・力蔵の作。吽像の顔は、和平の獅子像の顔にも多大な影響を与えていると思われる。 | 奥の拝殿前に風化した木製の狛犬も。東白川郡塙町西河内の別の八幡神社に「ずり落ちそうな子獅子」のいる狛犬 | |
002 | 熊野神社 | くまの | 鮫川村赤坂西野名下 | 37.04841/140.46723 | ここ | 明治31年11月 | 1898 | 福貴作石工 小松寅吉 | 中 | ★★★☆ | 寅吉銘の飛翔獅子。川田神社(明治25年)と鹿嶋神社(明治36年)の飛翔獅子に比べるとやや小振りだが、ていねいに彫り込まれた逸品。 | |||
003 | 宇迦神社 | うが | 東白川郡棚倉町花園鹿子山 | 37.03951/140.380237 | ここ | 昭和02年01月 | 1927 | 白河市野田平業刻 | 中 | ★★ | 迫力ある個性的風貌。角に特徴。野田平業の最高作か。 | |||
004 | 鐘鋳神社 | かねい | 東白川郡棚倉町一色 | 37.081782/140.393631 | ここ | 昭和9年9月 | 小林和平 | 中 | 飛び獅子 | ★★★★ | 妻・ナカの郷里に奉納された。丹念に彫っている。 | すぐそばの棚倉町堤 長慶寺墓地長田家の墓。「福貴作石工 小松布孝 布行」 | ||
005 | 白山比咩神社 | しらやまひめ | 石川郡浅川町滝輪 | 37.088490/140.421342 | ここ | 昭和7年10月 | 岡部市三郎と生田目佐伊助(設置担当?) | 飛び獅子 | ★★★ | 昭和7年といえば、和平が古殿八幡神社の狛犬を完成させた年。同じ年に和平のデザインに似た狛犬がこの地に奉納されていることは非常に興味深い。岡部市三郎は寅吉・和平のグループとは違う師匠の下で修行した苦労人で、技術は寅吉・和平に負けていない。 | 寅吉の工房があった福貴作はすぐそば。福貴作の小松家墓地と石切場。集会所敷地内で掘り起こされた寅吉の失敗作仁王像も、巡れれば……。浅川町役場そばの永昌寺には寅吉が彫った不動明王像も | |||
006 | 鹿嶋神社 | かしま | 白河市東下野出島八内276 | 37.109367/140.39016 | ここ | 明治36年 | 1903 | 福貴作 石工 小松布孝 | 大 | 飛び獅子 | ★★★★★ | 寅吉の最高傑作。旧東村の鹿島神社。 | 白河市大の鹿島神社ではないので注意。よく間違える人がいる。隣の墓地にある鶴亀の墓石2箇所(寅吉)は残念ながら3.11でこなごなに倒壊し、現在はレプリカになっている。参道途中にある梅沢敬明の灯籠。近所の坂本の観音堂にある寅吉の馬も見てみよう。 | |
007 | 石都都古別神社 | いわつつこわけ | 石川郡石川町下泉151-8 | 37.144099/140.451812 | ここ | 昭和05年01月30日 | 1930 | 石工 小林和平 | 中 | ★★★★★ | 和平の人生を変えた渾身の作。 | 本殿裏には龍の石灯籠。川を渡った向こう側の「御仮屋」には和平の彫った蹲踞型の狛犬(昭和14年)も見逃さないように! 余裕があれば、小学校そばの煙草神社にある寅吉が彫った馬も。 | ||
008 | 王子八幡神社 | おうじはちまん | 石川郡石川町原1 | 37.143618/140.415566 | ここ | 昭和14年 | 記名なしだが、小林和平と弟子の遠藤秀一の作 | 中 | 飛び獅子 | ★★ | 和平の弟子・遠藤秀一がかなり手伝っていると思われる | 和平の家はすぐそばにある | ||
009 | 八幡神社 | はちまん | 石川郡石川町沢井根宿 | 37.140159/140.406645 | ここ | 天保14年8月15日 | 1843 | 小松利平(推測) | 角田定右衛門 | 中 | 波乗り兎 | ★★★★★ | おそらく日本で唯一の耳が立った江戸期の兎石像 | 社殿裏の和平のキツネ、和平の最初の銘の入った石の小さな社殿。狛犬(慶応元年)。奉納台帳にはこの狛犬の作者は渡り石工の「三日清」とある。この地方の言葉で「三日清六」は「怠け者」の意で、それをもじったものか? 利平の工房に世話になった高遠石工かもしれない。この狛犬と同じデザインの狛犬が白河市大鹿島の鹿島神社、関和神社にもあり、その2対には「石工・双石伊右衛門」と刻まれている。渡り石工の「三日清」が伊右衛門の発注をうけて彫った可能性もある。社殿裏に和平が彫った尾珠狐(昭和3年)と、和平の初めての銘がある小さな石の社。宝海寺の墓地には和平の墓。墓地内の墓石も面白いものが多い。いろいろと見所満載の五つ星スポット。車は宝海寺境内のPに。駐車協力金寸志 |
010 | 赤羽八幡神社 | あかばねはちまん | 石川郡石川町赤羽新宿30 | 37.134141/140.3772 | ここ | 昭和22年11月 | 小林和平 | 中 | ★☆ | 戦後の疲弊した時期の作。おとなしい蹲踞型と柔和な顔 | ||||
011 | 川田神社 (川原田天満宮) | かわだ | 西白河郡川原田上町63 | 37.127098/140.349761 | ここ | 明治25年11月15日 | 1892 | 浅川町福貴作 石工小松布孝作之 | 寅吉自身? | 大 | 飛び獅子 | ★★★★ | 寅吉が師匠から大事な名前「布孝」を襲名し、自らの襲名披露の意味を込めてPR用に奉納か? 寅吉開眼となる初の飛翔獅子。日本の狛犬史上エポックメイキング的作品 | すぐそばの交差点近くにある長福院には小松「孝布」銘の毘沙門天像。和平が彫った仁王像一対「和東斎剣石の銘」が随身。二人のドラマを物語る貴重な資料。 |
012 | 羽黒神社 | はぐろ | 西白河郡中島村滑津 | 37.156346/140.367891 | ここ | 昭和8年9月 | 小林和平 | 中 | ★★★☆ | 非常に柔和な顔。その前の中国製狛犬の存在はいただけない | 社殿前に和平作の獅子が乗った灯籠と馬。すぐそばの常瀬山善通寺墓地には和平が彫った地蔵菩薩像も | |||
013 | 八幡神社 | はちまん | 西白河郡矢吹町中畑字根宿 | 37.174146/140.343279 | ここ | 明治41年旧8月 | 1908 | 不明(若き日の和平か?) | 中 | ★★★☆ | 端正な飛翔獅子。吽は落下して破損し、和平の孫・登が和平の指導のもとに代わりの吽像を彫っている。 | 参道口に和平の灯籠(大正12年)。車を停める場所が難しい。冬季以外はヤブ蚊に注意。すごい逆光なので明るいレンズ必須。 | ||
014 | 川辺八幡神社 | かわべはちまん | 石川郡玉川村川辺宮ノ前 | 37.201463/140.408145 | ここ | 昭和36年 | 小林和平 | 中 | 飛び獅子 | ★★★★ | 和平最後の作品(79歳)。阿像のみ。 | もともと味原勇という石工が彫った一対のうち、阿像が壊れたので阿のみを制作。 | ||
015 | 須釜神社 | すがま | 石川郡玉川村北須釜 | 37.218349,140.448584 | ここ | 明治39年 | 1906 | 石工 寅吉 | ☆ | 獅子が支える灯籠というスタイルがユニーク | ||||
016 | 都都古別神社 | つつこわけ | 石川郡玉川村南須釜八又 | 37.208046/140.456953 | ここ | 大正6年6月1日 | 1917 | 竜嵜 小林寅五郎 彫刻 | 中 | ★ | なかなかよい顔、彫り。寅吉の弟子かも? | |||
017 | 管松大明神 | くしまつ? | 石川郡平田村永田江名籠 | 37.21614/140.581305 | ここ | 昭和14年10月09日 | 1939 | 石工 須賀川町鈴木勝治 | 中 | ☆ | 非常に彫りの深い力作 | |||
018 | 古殿八幡神社 | はちまん | 石川郡古殿町山上古殿 | 37.097935/140.565684 | ここ | 昭和07年10月15日 | 1932 | 石川郡沢井彫刻師小林和平 | 満州事変皇軍戦捷記念 | 大 | ★★★★★ | 言わずと知れた和平の最高傑作。福島県が世界に誇れるお宝 | 随身門の中にも小振りな狛犬。少し北上したところにある東禅寺には、和平が彫った地蔵菩薩、戦没者慰霊碑、矢内家墓地の五輪塔 | |
019 | 国津神社 | くにつ | 白河市東深仁井田陣ケ平1 | 37.113614/140.339845 | ここ | 昭和25年2月25日 | 1950 | 梅沢敬明・智明 | 大 | ★★ | 寅吉工房と同じ福貴作にいた東京美術学校彫刻科卒業の変わり種石工・梅沢敬明のデコラティブ狛犬。こんな狛犬は他にない。気合いを感じる | |||
020 | 羽黒神社参道口 | はぐろ | 白河市借宿 | 37.116884/140.304431 | ここ | 明治26年9月 | 1893 | 福貴作 石工寅吉作 | 中 | ★★★★☆ | 白河樂翁歌碑を囲む奇怪な石柵の中に獅子一対。御斎所街道沿いだが分かりにくい。 | すぐそばに普通の蹲踞型狛犬を、石柵を作る前に奉納している。龍の石灯籠は龍が落ちてしまっているが、力作 | ||
021 | 烏峠稲荷神社 | からすとうげいなり | 白河市西白河郡泉崎村泉崎烏峠 | 37.141936/140.294892 | ここ | 万延2年3月 | 1861 | 利平かも | ★★ | 個性的な作品。利平の作か? 顔が小さいのは失敗なのかわざとなのか? | 「沢井村 倉松」という石工名のあるキツネ像(慶応年間)もなかなかよい | |||
023 | 関和神社 | せきわ | 白河市関和久 | 37.136233/140.317392 | ここ | 明治20年 | 1887 | おそらく寅吉 | ☆ | 銘がないが、作風からして寅吉初期の作品か? 緯度経度違っているかも。奥の本社前にある狛犬は「双石伊右衛門」の銘があるが、おそらく渡り石工・三日清が伊右衛門から発注されて彫ったのではないかと思われる | ||||
024 | 八雲神社 | やくも | 白河市久田野 | 37.129751/140.259769 | ここ | 明治28年6月 | 1895 | おそらく寅吉工房 | 中 | ☆ | 銘がないが、おそらく寅吉工房の作。 | 明治41年寅吉作の灯籠。向かって左側のみ残っていて、右側は後から修復したレプリカ。灯籠と合わせて☆ | ||
025 | 金比羅神社 | こんぴら | 白河市七番町37 | 37.121218/140.203238 | ここ | 明治32年 | 1899 | 福貴作石工小松寅吉 | 小 | ☆ | 布孝襲名後なのに「寅吉」で銘を彫っているのは気合いが入っていなかったからか? しかし表情などには工夫が見られる | |||
026 | 権兵衛稲荷神社 | ごんべえいなり | 白河市松並1 | 37.118668/140.205276 | ここ | いろいろ | ★ | 様々なキツネ像が楽しめる | 国道294を北上し、阿武隈川を渡った先、左手にある白河市向寺 聯芳寺の墓地 鈴木寛治の墓 「彫刻師 小松布孝 同 小松布行」 | |||||
027 | 住吉神社 (境の明神) | すみよし | 白河市白坂境明神 | 37.069142/140.185711 | ここ | 不明 | 不明 | 中 | ☆ | 奥の細道や一遍上人絵伝に出てくる有名な白河の関はここ。県境を挟んで二つの神社がある。狛犬というよりは、この場所そのものに歴史を感じよう。 | 栃木側の玉津島神社にも安政年間の狛犬がいる。 | |||
028 | 熊野神社 | くまの | 白河市大信下小屋宮沢93 | 37.216451/140.230368 | ここ | 安永4年 | 1775 | 小 | はじめ | ★★ | 原始的というか、下手ながら奇跡的に味のあるユニークなはじめ。狛犬ファンにとっては衝撃的な存在だろう。県南のはじめの中では最も面白い | |||
029 | 保土原神社 | ほどわら | 須賀川市保土原上屋敷34 | 37.251268/140.304805 | ここ | 昭和6年6月 | 1931 | 石川郡澤田村石工小林和平 | 大 | 飛び獅子 | ★★☆ | 石都都古和気神社と古殿八幡神社の間に作っている。彫りは前後の2作品に比べて明らかに粗いが、デザインの変遷がよく分かるので資料的価値としてとても面白い | 少し先の松山稲荷神社にニコニコ顔のキツネの親子 | |
030 | 松山稲荷神社 | まつやまいなり | 須賀川市保土原 | 37.24751/140.301458 | ここ | 文久2年7月 | 1862 | 須賀川町細工人石工嘉兵衛 | 小 | キツネ | ☆ | ニコニコ顔のキツネ。台座には文久とあるが、本当に江戸期か? どう見ても江戸には見えないが……。修復ものが乗っている可能性があるが、新しく作られたものであったとしても、なごめるのでよしとしよう | ||
031 | 板宮神社 | いたみや | 岩瀬郡天栄村白子稲荷山61 | 37.253352/140.258671 | ここ | 文久3年9月15日 | 1863 | 小 | ★☆ | お下げ髪のチャーミングなお嬢様風狛犬 | ||||
032 | 須賀川牡丹園 | すかがわぼたんえん | 須賀川市牡丹園 | 37.272912/140.38981 | ここ | 明治期 | 小松寅吉 | 大 | ★★★ | 迫力のある獅子。台座は埋められている? | 園内に寅吉の鶏とアメノウズメノミコト像。1頭だけの小振りな獅子像も | |||
033 | 旭宮神社 | あさひみや | 須賀川市旭町 | 37.286523/140.379072 | ここ | 江戸期? | 不明 | ★★☆ | 小松利平の作品かも? あるいは利平の工房で高遠石工の三日清も参加して彫ったという可能性も? 阿像はあごが取れてしまっているのが残念 | 社殿裏手に寅吉の恵比寿像。明治45年7月8日で、寅吉最晩年の作 | ||||
034 | 十念寺 | じゅうねんじ | 須賀川市池上町101 | 37.289211/140.377919 | ここ | 安政5年 | 1858 | 石工・忠吉 | 中 | ☆ | 巻き毛の彫りが深い | |||
035 | 鎌足神社 | かまたり | 須賀川市中宿24 | 37.299198/140.37537 | ここ | 江戸期? | 不明 | 小 | はじめ | ☆ | 台座は昭和61年とあるが、台座の製作年で狛犬は江戸期? | |||
036 | 菅布祢神社 | すがふね | 郡山市田村町谷田川宮ノ下 | 37.313799/140.440076 | ここ | 昭和12年 | 佐藤清 | ☆ | 下手さがいい味になっている変な顔の狛犬。ここまで下手だと感動する | |||||
037 | 子渡神社 | ねわたり | 郡山市田村町下道渡 | 37.332727,/140.464747 | ここ | 昭和11年10月 | 植田士郎 | ☆ | 巻き毛の表現が見事 | |||||
038 | 中津川神社 | なかつがわ | 郡山市中田町中津川五斗蒔 | 37.35141/140.508996 | ここ | 江戸期 | はじめ | ★☆ | 状態がかなりよいはじめで、味わいがある | |||||
039 | 鷲宮神社 | わしみや | 郡山市下白岩町あぶくま台2丁目 | 37.398883/140.421685 | ここ | 江戸期 | はじめ | ★ | 品のいいはじめ。場所が分かりにくい。美術館通から入るとよい。 | 平成に再建の鷲の石像。社殿裏手にキツネ | ||||
040 | 三渡神社 | みわたり | 郡山市安原町 | 37.399513/140.412308 | ここ | 文政13 | 1830 | 池上喜平 | 相楽清九郎 | はじめ | ☆ | そこそこ保存状態のよいはじめ。三渡、二渡、見渡、子渡(ねわたり)などは、すべて鶏の神に関係があるらしい | ||
041 | 田村神社 | たむら | 郡山市阿久津町 | 37.408525/140.414237 | ここ | 江戸期 | はじめ | ☆ | あたまでっかちのぬいぐるみのようなはじめ。下手だが可愛い | |||||
042 | 八幡神社 | はちまん | 郡山市阿久津町 | 37.412955/140.416816 | ここ | 江戸期 | はじめ | ★ | いい面構えのはじめ。場所が山の中で、非常に分かりにくい | 灯籠群と奇岩 | ||||
043 | 無名の?社 | めいしょうふめい | 郡山市富久山町南小泉東台18 | 37.421057/140.419754 | ここ | 安永年間と天保2年 | 1772~ | はじめ | ★ | どちらも破損がひどいが、2対見られるので合わせて☆ | ||||
044 | 二荒山神社 | ふたあらさん | 郡山市富久山町北小泉屋敷内 | 37.424005/140.42029 | ここ | 寛保元年5月 | 1741 | はじめ | ★★ | 小さな頭でへんてこな格好のはじめ。福島県内で年号が確認できる最古の狛犬か? これより古い年号が刻まれた狛犬の報告を待つ。 | ||||
045 | 豊景神社 | とよかげ | 郡山市富久山町福原泉崎174 | 37.420801/140.389627 | ここ | 江戸期 | はじめ | ☆ | 破損・摩耗がひどいが、なかなかいいはじめ | 他に2対いる。 | ||||
046 | 八幡神社 | はちまん | 東白川郡鮫川村西山鍛治平 | 37.059722/140.482337 | ここ | 不明 | 白河横町彫刻師野田平業 | 中 | ☆ | 野田平業の代表的な作風。籠彫りの玉が見事 | ||||
047 | 北野神社 | きたの | 東白川郡鮫川村渡瀬下 | 36.984338/140.484052 | ここ | 昭和61年10月 | 1986 | 不明 | 中 | ☆ | のぼっとした顔 | GPS情報嘘かもしれない | ||
048 | 諏訪神社 | すわ | いわき市平豊間下ノ内86 | 36.986581/140.965774 | ここ | 大正14年05月14日 | 1925 | 山野辺大五郎刻 | 中 | はじめ | ☆ | 弁財天の安永狛犬のコピー。石工・山辺大五郎が若いときの作品。先祖が奉納した賢沼寺の狛犬へのリスペクト作品か | 他に2対の狛犬 | |
049 | 賢沼寺 (沼ノ内弁財天) | けんしょうじ | いわき市平沼ノ内代ノ下104 | 37.007988/140.972171 | ここ | 安永02年03月 | 1773 | 山野辺戊左エ門 | 小 | はじめ(極めて高度) | ★★★ | 素晴らしい保存状態。安永年間の逸品 | 沼には伝説の大鰻が? | |
050 | 子鍬倉稲荷 | こくわくらいなり | いわき市平揚土30 | 37.057208/140.886133 | ここ | 昭和27年04月再建 | 1952 | 石工 山野辺大五郎 | 中 | ☆ | 11年建立のブロンズ狛犬を戦争で供出。27年に石で再建。石工は弁済天コピー狛犬を作った山野辺大五郎。 | |||
051 | 楢葉八幡神社 | ならははちまん | 双葉郡広野町上北迫石名坂 | 37.231822/140.997493 | ここ | 明治30年9月 | 1897 | 当地石工鈴木次郎兵衛 | 三浦源吉・竹之 | 中 | ★★☆ | 猿顔の個性的な顔。非常によく彫れている。 | ||
052 | 木戸八幡神社 (大滝神社) | きどはちまん | 双葉郡楢葉町上小塙宮前32 | 37.269231/140.982993 | ここ | 安永3年 | 1774 | 高木七郎兵衛 | はじめ | ★ | 安永年間のはじめ。保存状態かなりよい。はじめとしては技術もあるほう | 社殿は楢葉町文化財 | ||
053 | 四十八社山神社 | しじゅうはっしゃやま | 双葉郡富岡町下郡山 | 37.323311/141.008531 | ここ | 小 | ☆ | ひとつは江戸かもしれない。狛犬ではなく「犬」。和犬であれば、福島県内では珍しい。 | ||||||
054 | 諏訪神社 | すわ | 双葉郡大熊町野上諏訪 | 37.406499/140.959861 | ここ | 昭和11年 | 1936 | 不明 | 中 | ☆ | 不思議な形の狛犬。面白いのでぎりぎり☆。 | |||
055 | 八幡神社 | はちまん | 双葉郡双葉町山田 | 37.431573/140.987139 | ここ | 大正15年? | 1926? | 不明 | 中 | はじめ | ☆ | 台座の年号は大正だが、本体は江戸期では? | ||
056 | 白旗神社 | しらはた | 双葉郡浪江町 | 37.476452/140.976985 | ここ | 不明 | 中 | ★★ | 非常にユニークな江戸期?の作品。県道253号線沿い | そのまま西に進めば高瀬川渓谷経由で葛尾村へ。葛尾村でのご飯は、石井食堂がお勧め | ||||
057 | 小高神社 | おだか | 南相馬市小高区小高城下180 | 37.567998/140.99085 | ここ | 昭和4年4月22日 | 白河市 三國岩次郎 | 中 | ☆ | 端正な江戸タイプ | ||||
058 | 延喜式冠嶺神社 | えんぎしきかんれい | 南相馬市鹿島区上栃窪宮下 | 37.724273/140.875601 | ここ | 昭和16年04月 | 1941 | 不明 | 中 | ☆ | 目に玉がはめ込み。可愛らしい。 | |||
059 | 中村神社 | なかむら | 相馬市中村北町140 | 37.797133/140.913581 | ここ | 安政06年06月巳未 | 1859 | 小 | ☆ | 石段下の狛犬 | ||||
060 | 諏訪神社 | すわ | 双葉郡川内村上川内前谷地 | 37.378656/140.755246 | ここ | 昭和期 | 野田平業 | 小 | ☆ | 川内村で1つくらいは入れておきたい……という欲目から、ぎりぎりで☆ | 社殿の天井画は2009年に首都圏の若者たちがやってきて描いたもの |