栃木の狛犬(6)



さて、蕎麦も食ったし、栃木市内に入りましょうか。宿にチェックインしてから、徒歩で夕方の栃木市内を散歩することにしました。
なんだこれは
↑いきなりこんなのがいて、楽しい街です。ちゃんと阿吽になっていますね。
かと思うと、屋根が激しく壊れたまま営業している刃物屋さんがあったりして。 ↓
この刃物屋さんの店先には、電気で動く古そうな十徳ナイフのディスプレイがありまして、鑑定団に出したらいくらつくのかな、などと思ってしまいました。並べると、動いているのが分かりますよね?
屋根が壊れた刃物屋さん  ナイフ ナイフ

神明宮(栃木市旭町)

町の中心部にある神明宮には、文化15年の狛犬がいました。
神明宮吽 神明宮 阿
↑吽のほうは、頭部が欠けていて、顔全体が歪んだような印象を受けます。ちょうどその欠けた部分に紫陽花の花が咲いていまして、妙な図でした。
象が彫ってある灯籠なんかもありまして(天保)、いろいろ楽しめます。
本殿の裏には、首なしキツネが1体だけいました。こういうのもなんか寂しいですが、捨てられていないところが救いですね。
 
■Data:神明宮(栃木県栃木市旭町)ο建立年:文化15(1818)年2月。 ο願主 湖東 平岡作兵衛 ο石工:宮田浩兵衛 ο撮影年月・02年6月1日。


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