多摩丘陵の狛犬(2)

 「狛犬の杜」編集長・あゆはさんから教えてもらった秋葉大権現にさっそく行ってきました。なるほど素晴らしい! すぐご近所にこんなにいい狛犬がいたのに見ていなかったなんて、お恥ずかしい限り。
 98年の正月3日は元旦の3社に続いて5社6対の狛犬を撮ってきました。
 まず、あゆは編集長お勧めの秋葉大権現の2対から。

■秋葉大権現




 柿生駅のそばにある秋葉大権現。隣は浄慶寺というお寺。山の中腹にある閑静な神社。
 ↑参道途中にある小さな狛犬は江戸時代のものでしょう。これは麻生区内でも一、二を競う逸品かもしれません。残念ながら、建立年度や石工名など、一切分からず、ただ地面の上に置かれています。




 ↑こちらは拝殿前の大きいほうの狛犬。丸くころんとしていて、穏やかな表情。
■Data:秋葉大権現(川崎市麻生区上麻生)//●小さいほう:ο建立年など一切不明。江戸時代中期くらい? ●大きいほう:ο建立年月・明治23年9月24日。ο石工・吉澤藤吉。ο撮影年月日・98年1月3日。


■熊野神社



 次に回ったのが、いつも茶位工房へ行く途中に横目で見ながら気になっていた熊野神社。
 ここの狛犬は戦闘機というか爬虫類系というか、鋭角で平べったい顔の、ちょっと性格が凶暴そうな狛犬です。
 石工は登戸の吉沢耕石という人のようですが、秋葉大権現の大きいほうの狛犬も、石工は吉澤姓。息子か一族の可能性もありそうですが、作風はまったく違っていますねえ。


 子獅子も親に負けず非常に精悍な顔つきで、親のしっぽに食らいついています。↓
多摩丘陵の狛犬には、子獅子がつきもの?

 
■Data:熊野神社(町田市三輪町)//ο建立年月・大正15年4月。ο石工・登戸石工 吉沢耕石。ο撮影年月日・98年1月3日。



HOMEへ 狛犬ネット入口目次へ

 

狛犬かがみ全国書店にて発売中!
『狛犬かがみ A Complete Guide to Komainu』 全128ページ A5判 オールカラー(バナナブックス 2006年9月15日発売 1700円税込)
狛犬文化を体系的に解説・解明。全ページカラー。収録画像400点以上。日英両国語完全対応。日本が誇る狛犬文化・狛犬芸術の全貌を初めて全世界に発信! 詳細情報はこちら
アマゾンコムでの注文は→こちらから