小千谷市周辺の狛犬(4)




魚沼神社


 大きな神社で、たいていの地図に載っています。境内には室町時代に建てられたという重要文化財の社殿もあります。ここで初めて、小林斧七の名前と出逢うのですが、斧七銘の狛犬では最大だということが後になって分かりました。

 その大きさが分かるように、隣に立ってみました。右の写真の後ろに写っている茅葺きの建物が重要文化財だそうです。
 小林石材店は電話帳で調べると今は長岡市内にあります。小林斧七と諸我佐吉はライバル関係にあったのではないでしょうか?

■Data:魚沼神社(新潟県小千谷市土川2丁目)ο建立年・昭和8(1933)年9月。ο石工・小林斧七。ο撮影年月日:96年8月13日。



日吉神社


 ここまでは1996年の8月13日に一気に回ったのですが、翌年、さらに撮りこぼし分を回り始めました。
 まずは国道117号沿いにある日吉神社。買い物に行く途中見つけました。

 ↑この狛犬の顔はなんとも個性的です。濃い顔とでも言うのでしょうか。尻尾も、越後の狛犬は多くが扇子尾、さもなくば炎尾なんですが、その中間くらい。3つに分かれていてなかなかお洒落です。
■Data:日吉神社(新潟県小千谷市千谷)ο建立年・明治18(1885)年。ο石工・不明。ο撮影年月日:97年4月14日。

白山神社(三仏生)

 その日吉神社から国道117号をさらに北上すると、白山神社があります。ここの狛犬はでかくてむっちり。50ミリで撮っているんですが、実際にはもっとデブに見えます。
 石工は小林斧七。斧七狛犬2対目です。魚沼神社の狛犬は昭和8(1933)年。この白山神社のは明治33(1900)年の建立。33年間はちょっと開きすぎなので、魚沼神社の斧七は次の代かもしれません。
 いずれにせよ、小林一族は大きくてどっしりした狛犬が好みだったようです。

←ね、でかいでしょ。

■Data:白山神社(新潟県小千谷市三仏生)ο建立年・明治33(1900)年5月。ο石工・小林斧七。ο撮影年月日:97年5月28日。
  

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