八王子・高尾方面の注目狛犬2

これが有名な?海苔巻き狛犬

次はいよいよ狛犬ファンの間では有名な「のりまき狛犬」にご対面。
かつては山ばかりの土地が今は高級住宅街になっている八王子市宇津貫町。そこの熊野神社にいるはず。

熊野神社(八王子市宇津貫町)

これがのりまき狛犬だ

いましたぁ!
社殿前に上半身だけがセメントで埋め込まれている「のりまき狛犬」。
なるほど〜、これはすごい。確かに狛犬ではありますが、人面犬というか、もう、なんだか意味不明、魑魅魍魎、空前絶後の代物になってますねえ。
背中にははっきりと「明和二酉六月吉日」の文字が刻まれていて、1765年の制作であることが分かります。
23区内には1600年代でも、もっとしっかりしたはじめ狛犬(例えば赤坂氷川神社の延宝3=1675年)がいますが、都下のこのへんは江戸時代はもちろん、昭和に入ってもずっと田舎でしたから、はじめ狛犬の技術もかなり遅れているんでしょう。
しかし、よくここまで残しておいてくれました。下半身がなくなった狛犬を捨てずにこうして堂々と残している宮司さんや総代さんたちに感謝。
■Data:熊野神社(東京都八王子市宇津貫町1028)。 ο建立年・明和2(1765)年6月。
ο撮影年月日・05年5月17日。

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