青森県の狛犬(2)三戸から黒石

 新郷村の東隣の倉石村に、新山神社というのがあります。奥社は太い夫婦杉が御神体で、別名夫婦神社。

■新山神社(夫婦神社)

新山神社1新山神社2

 境内には天満宮も併設されており、そこにいた風化した狛犬はなかなか味がありました(トルソー狛犬マニアとしては見逃せないもんね)。


■Data:新山神社(青森県三戸郡倉石村)//●本社:ο建立年月・昭和14年7月18日。ο奉納者・田中福松 他4名。ο撮影年月日・97年7月18日。
  ●境内の天満宮:ο建立年度・明治41年旧7月18日。ο風化が進み、石工など他のデータは不明。


■黒石神社





 キリスト伝説の地を後にして、黒石市経由で弘前に向かいます。クルマのマフラーがちぎれてしまい、途中、修理工場に飛び込んで溶接してもらいました。2箇所を溶接して4000円。安い! しかも親切。東北人の温かさが身にしみました。
 黒石神社は狭い上に交通量の多い道沿いにあり、車が停められずに非常に苦労しました。
 この狛犬、4本脚で立ち上がっていますが、この形は結構珍しいのです。
  出雲地方を中心に円丈師匠が言うところの「構え獅子」(尻を高く突き出して、頭を下げている狛犬)が多く見られますが、この狛犬は「江戸はじめ」のような単純な四つ脚置物型(赤べこスタイル)から構え獅子に移る中間的なデザインと言えるかもしれません。
■Data:黒石神社(青森県黒石市)//ο建立年月・明治44年7月。ο石工・倉嶋雄次郎。ο撮影年月日・97年7月18日。

  

次へ続く
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